オンライン・タダーズ ’20.10

日曜日の朝、オンライン・タダーズにちょこっと立ち寄って、楽しく役に立つ情報を運んでくださる神奈川区役所区政推進課の後藤慎子さん。毎回、話が盛り上がってくると「あ、家族が起きてきた。これから朝食を作るんです。ではまたっ!」と風のように立ち去っていかれます。そんな後藤さんですが、密かに目眩を治す目眩体操にハマっておられるそうです。実際にやっていただくと、目を上下左右に動かすストレッチみたいな感じですが、詳細は「9割のめまいは自分で治せる」をご覧ください。後藤さんのカップ、アートな感じで素敵です。後藤さんの感想です。 ●オンラインタダーズに2度目?3度目?の参加になります!日曜日の朝のオンラインカフェは、家族が起きる前までのちょこっとの時間だけ参加していますが、毎回違う話題があり、ほのぼの楽しい会話をさせていただいてます^_^ また、ふらっと参加しま〜す🙋🏻‍♀️

2回目のご来店だったSさん(神奈川大学)にじっくりお話を伺いました。 ご出身は山梨県北杜市で、近くにサントリー白州工場や有名な日本酒の酒蔵があるそうです。つまりSさんは美味しい水と、きれいな空気の中で育ったわけです。背景写真は、ふるさとの小淵沢。なるほど空気良さそう・・。...

 タダーズの音響を担当してくださっているT.eng.氏はプロの音響エンジニアですが、番組の制作もされているとのことで、SP盤と蓄音機を紹介する動画「音の翼に」をYoutubeで見せていただきました。 https://youtu.be/Xf25IBRuszQ...

オンライン・タダーズの開店を待って来店いただいた川崎の井上清三さん。今回、初対面のSさん(神奈川大学)にごく自然にインタビューをはじめました。「どうしてその学科を決めたのですか?」「今はどのあたりに住んでいるんですか?」丁寧に答えているSさんを見ているうちに、Sさんの輪郭が浮かび上がってきて、昔から知っている方のように思えてきました。現役時代に小学校の授業でインタビューの仕方を教えていた井上さん、素敵なインタビューでした。そこで私(中城)が「井上さん最近、印象的だったことは」と井上さんの近況を伺うと、「実は先日、耳が聞こえにくくなって耳鼻科に行ったら、薬を出されて飲んでいます。これがビタミン12。私は突発性の難聴かなと思っているんですが・・」突発性難聴!実は私の奥さんも数年前に突発性難聴になったことがあり。本人がたまたま後ろを通ったので、飛び入り参加してもらい体験を語ってもらいました。「私は目眩で動けなくなって救急で脳神経外科に入院したのですが、入院中に片耳が聴こえなくなって専門病院に移りました」すると後藤慎子さん(神奈川区役所区政推進課)が「私も目眩があり、目眩を治す体操をやっています」と、それぞれが持病の話で盛り上がって、まるで病院の待合室状態。それでも楽しい情報交換ができました。井上さんの感想です。 ●「女子大生がいるというのに・・・ 」 久しぶりに薬を飲む生活をしています。左耳の聞こえが悪く、なんかボーっとしたような耳の感じだったので耳鼻科に行ったんです。そしたら、耳の中の神経がどうので一週間様子を見るとのことで、薬を処方されたんです。ネットで調べたら、どうも「突発性難聴」ではないかと。その話をズームでしたら、(突発性難聴を体験したという)店主の奥さんが反応。奥さんは、めまいが酷かったと話していました。それに、ズーム参加者が反応、めまいを改善する体操があるとか・・・。 私はめまいは全くないので、「突発性難聴」じゃないのかと思ったりして・・・。あちゃ、病気の話で盛り上がっちゃった。(参加者には若い)女子大生がいるというのに・・・高齢者の話になっちゃったなあ。

開店してしばらくすると手話通訳をされている「きぬかつぎ」さんがご来店くださいました。「きぬかつぎ」さんは昨年、ここで開催された、ろう者の今村彩子監督の映画「スタートライン」の上映会に参加された方です。今回、来店してしばらくはズームの設定がうまくいかず音声のみの参加でしたが、30分くらいしてめでたく映像も開通。そこからコロナ下のお仕事のお話を伺いました。「私の仕事には利用者さんの通院支援もあり、私自身が絶対に感染してはいけないので、活動は必要性の高いことに限っています」そして通訳で使用しているフェイスシールドも実際にかぶって見せていただきました。「例えば、むずかしいという言葉は手を頬に触れるのですが、シールドをしていると、それができずに一瞬戸惑ったりしました」「コロナに対する考えは人によってバラバラです。だからこそ一人ひとりの基準を大切にすることが欠かせないと思っています。特に人が集まるリアル・タダーズは個人宅での開催なのでコロナに対するご家族の意見も大事にしたほうがいいのではないでしょうか」。そして話題は食べ物へ。「きぬかつぎ」さんの好きな料理は「身欠きにしんの煮物」だそうです。「ニシン蕎麦の上に乗っている身欠きにしんですが、最近はスーパーでも売っていません」。そう言えば私も、ほとんど食べたことがありません。「きぬかつぎ」さんの感想です。*今回、初参加の「きぬかつぎ」さんは素敵な笑顔の写真でしたが、背景が片付いていないとのことで使用を遠慮されました。次回を期待しています。 ●オンライン・タダーズありがとうございました。途中で接続できましたが、顔を出せるまで30分ほどかかってしまいました。まだ操作も、顔を出した発言も慣れるまでに時間が必要ですね。ありがとうございました。

 本日、10月18日㈰午前8時30分より第12回オンライン・タダーズが開店し、延べ5人のお客をお迎えして終了しました。...

 オンライン・タダーズを開店してしばらくすると、無農薬野菜生産者の坂梨勝一さんが、新鮮野菜を持って、直接タダーズに駆けつけてくれました。坂梨さんのパソコンはズームが使用できず、畑作業の合間にタダーズに寄ってオンライン・タダーズにご参加いただいています。「画面のどこを見て喋ればいいのかがわかりません」と言いながら、楽しそうに参加者の話を聞いたり発言したりされていました。特に途中参加のSさんの、神奈川大学のリモート授業と対面授業の話では積極的に質問をされていました。終了後、坂梨さんにお話を伺いました。 「畑作業をしていると、ほとんど人と話すことがありません。もちろん野菜を納めたり、連絡をしたり、仕事上のやりとりはありますが、目的もなく、ただ純粋に話だけをすることはありません。すると少しずつストレスが溜まってきて、精神的にも追い詰められたような感じになります。オンライン・タダーズで、他の人の話を聞いたり、話すことはとっても楽しいです。いわば私の命を生き返らせてくれているようです。またなんとか都合をつけて参加したいです。今日は本当にありがとうございました」

 神奈川大学の渡邊愁さんに続いて、古いお寺の写真の方がご登場されました。「こんにちわ。初参加ですが、私はこれで参加させてください」「どうぞ、そのままでご参加ください。では、いま来店された方に自己紹介をお願いします」と他の方々に改めて自己紹介をお願いしました。それを受けて「では、ここにたどり着いた経緯を簡単にお願いします」とお願いすると「はい。やはり顔を出しますね。私は神奈川大学のSです。今日のことは渡邊さんから紹介されて・・」と、にこやかにお話しいただきました。なんでも神奈川区の街づくり関連の集まりでオンライン・タダーズの話が出ていて気になっていたそうです。さらにコロナ下の神奈川大学の様子も伺うことができました。今はほとんどオンライン授業で、まだ対面授業が認められることが少ないとのでした。それに対して無農薬生産者の坂梨勝一さんが反応。「こう見えても私は社会科学を大学で勉強してきましたが、どんなときに対面授業が認められるのですか」など、次々と質問を重ねられました。それらの質問に、Sさんは一言一言ていねいに答えられて、とても誠意を感じました。おかげさまで充実した時間を過ごすことができました。初参加のお二人のおかげで、オンライン・タダーズにさらに新しい風が入ってきたような気がします。ぜひまたお越しください。Sさんから感想メールをいただきました。 ●先日は本当にありがとうございました。次回も参加したいです。今後ともよろしくお願いします。初めての参加でしたが、オンラインなのにアットホームな雰囲気でとても楽しい時間を過ごせました!

大倉山ドキュメンタリー映画祭実行委員で店主(中城)とご一緒させていただいている篠木さんは映画だけでなくアートや文学、また市民活動を通して、さまざまなアンテナを立てておられます。今回、神奈川大学の渡邊さんの「大倉山ドキュメンタリー映画祭ってなんですか?」という質問に対してとても的確な説明をされていました。「映画の作り手と映画好きの市民が実行委員会を作って映画の選択から運営までやっています。今年はコロナで延期になりましたが、12年前から毎年春に大倉山記念館で開催しています。渡邊さんは市民教育に関心がおありだそうですが、この映画祭も市民活動と捉えることもできます。ぜひ映画祭にもご参加ください」この説明に対して渡邊さんは大変関心を持たれた様子でした。これをきっかけに映画祭と学生の方々ともうまくつながるといいですね。篠木さん、素敵な説明をありがとうございました。

タダーズの音響システムの面倒を見ていただいているT.Eng.氏はプロの音響エンジニアです。そして氏の守備範囲はお仕事の音響機器や音楽はもちろん、歴史文化、鉄道関係、料理・お酒など、その広さに驚かされます。前回は日本色覚差別撤廃の会事務局長の井上清三さんの鉄道会社の色覚制限の話を受けて、鉄道信号について動画を使いとても丁寧に説明をしていただきました。今回も初参加の神奈川大学の渡邊さんに、さりげなく白楽のおいしいラーメン屋情報を提供されていました。また後半に参加されたSさんとも、ジブリ作品について特に『紅の豚』について熱く語って場を盛り上げていただきました。いつもありがとうございます。T.Eng.氏の感想です。 ●ジブリの中で一番好きなのは『紅の豚』と『ナウシカ』の漫画版です。ジブリ以外なら今敏監督の『パプリカ』を推奨します。

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