546 オンライン・タダーズの人々「慣れるまでに時間が必要ですね」


開店してしばらくすると手話通訳をされている「きぬかつぎ」さんがご来店くださいました。「きぬかつぎ」さんは昨年、ここで開催された、ろう者の今村彩子監督の映画「スタートライン」の上映会に参加された方です。今回、来店してしばらくはズームの設定がうまくいかず音声のみの参加でしたが、30分くらいしてめでたく映像も開通。そこからコロナ下のお仕事のお話を伺いました。「私の仕事には利用者さんの通院支援もあり、私自身が絶対に感染してはいけないので、活動は必要性の高いことに限っています」そして通訳で使用しているフェイスシールドも実際にかぶって見せていただきました。「例えば、むずかしいという言葉は手を頬に触れるのですが、シールドをしていると、それができずに一瞬戸惑ったりしました」「コロナに対する考えは人によってバラバラです。だからこそ一人ひとりの基準を大切にすることが欠かせないと思っています。特に人が集まるリアル・タダーズは個人宅での開催なのでコロナに対するご家族の意見も大事にしたほうがいいのではないでしょうか」。そして話題は食べ物へ。「きぬかつぎ」さんの好きな料理は「身欠きにしんの煮物」だそうです。「ニシン蕎麦の上に乗っている身欠きにしんですが、最近はスーパーでも売っていません」。そう言えば私も、ほとんど食べたことがありません。「きぬかつぎ」さんの感想です。*今回、初参加の「きぬかつぎ」さんは素敵な笑顔の写真でしたが、背景が片付いていないとのことで使用を遠慮されました。次回を期待しています。

 

 

●オンライン・タダーズありがとうございました。途中で接続できましたが、顔を出せるまで30分ほどかかってしまいました。まだ操作も、顔を出した発言も慣れるまでに時間が必要ですね。ありがとうございました。