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91 無料映画観の人々 06「無尽蔵に湧いてくるお話、あっという間の1時間でした」

東京新聞の記事を読んで参加されたKさんは郷土研究ネットワークの代表をされているとのことでした。どのようなきっかけで郷土史に関わるようになったのか興味が湧いた私(無料映画館支配人)がKさんに、お伺いしたら、聞けば聞くほどお話が話が湧き上がってくるものすごい方でした。私の感想です。

 

●郷土史、映像、音楽など多彩な活動をされている88歳のKさんに関心が生まれた私がインタビューしてしまいました。石器コレクションをした小学生時代、学徒動員で川崎で電探用真空管のフィラメント作りをした中学生時代、指導の新潟高専の学生から広島の新型爆弾はプルトニウムの核爆発だと教えてもらっていたこと。玉音放送の冒頭のトーンだけで敗戦を悟ったこと。戦後、知られていなかった社会心理学を、アメリカの文化センター?で最新情報を入手して研究した大学生時代、結核の療養時代、アコーディオンを片手に、あちこちの職場で歌唱指導した時代。お伺いすればするほど無尽蔵に湧いてくる貴重なお話、あっという間の1時間でした。ありがとうございました。