555 オンライン・タダーズの人々「えっ、遊戯王?」


今回は神奈川大学のSさんにご来店いただきました。先日、私がボランティアの一人として発表させていただいた「ボランティア学習論」というオンライン授業に出席されていて、オンライン・タダーズに関心を持たれたそうです。お話を伺っているとSさんは小学校からカードゲーム「遊戯王」が大好きで、今でも専門店を覗いたり、友人とやったりしているとのこと。そこに反応したのが、音響エンジニアのT.eng.氏と元小学校教諭の井上清三さん。井上さんは教師現役時代に、生徒がすごい盛り上がっていたのでよく知っているとのことでした。まさか私と同年代の井上さんが反応するとは思いませんでした。井上さんの感想です。

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「えっ、遊戯王?」

 ズームに新しい大学生の参加があった。ボランティアを積極的にやっている学生さん。心理学に興味があって、大学を選んだそう。その心理学に関連して「カードゲーム」の話になった。カードゲームと言ったら、現役で担任していた頃小学生が盛んにやっていたもの。男の子はたいてい持っていて、なにやらブツブツ言いながら休み時間にやっていた。我がクラスは、ルールがあれば学校にもってきていいことになっていたので、他のクラスの子がうらやましそうに見ていたもんだった。大部前からやっていたと思う。それがまだ続いているんだ。子どもがやるものだと半分バカにして、まったく関心がなかった。それが、けっこう若者にはメジャーになっているらしい。我々の世代でいえば、碁・将棋・麻雀といった所だろうか。それなりに奥が深いらしい。大学のサークルにもなっているらしい。昭和20年代生まれの私と店主は、唖然として話を聞いていた。