529 オンライン・タダーズの人々「うわっ、こういう時どうしたらいいんだろう。」


オンラインタダーズを定時に開店したのですが、常連の川崎の井上清三さんも音響担当のT.eng.氏も来店されません。不思議に思っていたら井上さんから電話があり「タダーズに入店できませんが」。どうやら先月のオンラインタダーズのURLを送ってしまったようで、あわててURLを送りなおしました。井上さん失礼しました。

 さて井上さんは月一回オンライン読書会を主宰されています。現在、読んでいるのは徒然草。店主の主宰する学習教室でも徒然草の冒頭を音読していますが、全巻読み通すなんてワクワクします。この読書会の話を伺っていると、大倉山ドキュメンタリー映画祭でご一緒させていただいている大倉山の障害者福祉団体「かれん」の理事長の新堂泰子さんが初来店されました。なんとズーム初参加だそうです。新堂さんは井上さんが事務局長をされている色覚差別撤廃の会の活動について興味を持たれて、いろいろと質問をされていたのですが、ご多忙のお二人とも時間切れとなり退席。続きは次の機会にどうぞ。井上さんの感想です。

 

 

●「説明、3分。」
今回新しい人が入ってきて、店主から私の紹介があった。私の関わっている日本色覚差別撤廃の会というのに興味をしめされたようで、店主から「井上さん、撤廃の会の説明を3分で、どうぞ」と言われたんだ。うわっ、こういう時どうしたらいいんだろう。なんか話したことは話したんだけど、なんか物足りないような。というか、自分で話していて、実感がないというか、なんだろうこの感じ。撤廃の会の役員の中には、聞きほれてしまうような切り口上で「偏見・差別」を話す人が何人かいる。その人達に習って、「偏見・差別」を伝えようと思うんだけど、どうも私の身体がついていかないと言ったらいいのか。各省庁での諸々の要請に行くことが多いんだけど、最近では自分の体験から話すことが多いかな。そこから染み出てくるような「色覚偏見・差別」の話にしたいと思っているんだけど、いつも物足りなさを感じるなあ。でも、話さないよりはましか・・・。
 この新しく入って来たのは新堂さん。このことを連れの京さんに話したら、「新堂さんって『ごまめのつぶやき』を出していた人よ。大倉山で活動している人。」と有名な人だった。せっかくの自分の取り組みを話す機会、うまく伝わったかなあ。