無料喫茶店「タダーズコーヒー」専属バリスタの井上清三さんの奥さんは、古い着物生地を生かした洋服を仕立てておられるプロの仕立て屋さん「したてや 京」さんです。「ぼくらの３．１１」の資金作りでフリマに出品をお願いをしたところ、快く受けていただき、毎回、素敵な洋服を、ご主人の井上清三さんが会場まで運んでいただいています。京さんのお気持ちは「買わなくてもけっこうです。とにかくみなさんに作品を見て、気になる作品があればぜひ袖を通してください」。実際に京さんの服を試着した方たちの表情がみるみる輝くのがとても不思議でした。井上清三さんの感想です。
●今回のフリマには冬ものがいいだろうということで、厚手のコートと半コートそしてワンピースを新たに出品しました。家から会場まで、連れの京さんの作品を持ってくるのがけっこう続いています。連れは、２年前に病気を発症してしばらく洋裁から遠ざかっていました。このところ、このフリマに出品するという作品発表の場ができたので、またやり始めています。そんなに無理せず、気楽にやっている様子。好きなことが好きなようにできて・・・いいなぁ。連れがそうなっていると、私もいい気分。作品の細かい所、良さはわかりません、まったく見る目はありませんが・・・。