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186 無料喫茶店の人々 97 「学校の教科書の作品もなかなかです」


無料喫茶店本日のコーヒーは、ハワイアンコーヒーで有名なライオンのヘーゼルナッツと、一昨日、店主が買ってきたコーヒーロースト店長おすすめのガテマラのパスルス・ピーベリーの2つをご用意しました。ところが専任バリスタの I さんは、香りが強いハワイアンコーヒーに最後まで戸惑っておられ、従来のコーヒーを飲んでホッとされていました。このハワイアンコーヒーが大好きな方もけっこうおられ、嗜好は人によって本当に違うんだなとおっしゃられていました。I さんの感想です。

 

●無料喫茶店に来られた小学6年生のお子さんを持つお母さんから、国語の教科書に「時計の時間と心の時間」という話が載っていてとても良い教材であるということを聞きました。私は7年前まで小学校の教員だったのですが、私が担任していた時はなかった教材です。確かに、私が現役の時でも、先生だった私でも「こりゃ、おもしろい」という国語教材がありました。思い出すのは、今江祥智の作品(題名が思い出せない)。初めて6年生を担任した時、この作品を読んで感動しましたね。淡い恋心というか、なんともあの甘酸っぱい感覚というか・・・。これを授業としてやるのはもったいない・・・なんて感じだったような。国語だけじゃないですよ。理科・算数・数学なんて、大人でも「そうなんだ!」と感動します。今学校では、道徳教育のことが取り上げられています。評価をとり入れる・・・なんてことも出ていて大変なようです。そんな中、内田樹さんが道徳教材用に本を出しました。「道徳ってなに?」(かもがわ出版)という本で、さっそく読みました。これはおもしろい。ホント学校の教科書等の作品はなかなかです。コーヒー飲みながら、楽しめますよ。
今日も無料喫茶店、ありがとうございました。